春日市で不動産売買!よくあるトラブルと解決のヒント

こんにちは。不動産のことなら何でもご相談いただける春日市の香彩商事株式会社です。
今日は、売買の現場で実際によく起こる「境界線のトラブル」や「共有道路(私道)の問題」について、分かりやすく解説します。
目次
1. 隣地との境界線トラブル
「うちの土地はどこまで?」
この質問、実は売買時によく出ます。
よくあるケース
- 境界があいまいで、売買契約が進まない
- 境界杭(きざし)が動いてしまい、隣人と意見が食い違う
解決のヒント
売却前に「境界確定測量」を行いましょう。
測量士さんが正確な位置を測ってくれ、隣地所有者と一緒に境界を確認します。
最後に「境界確認書」という書面を作っておくと、後でトラブルになりにくく、買主さんにも安心してもらえます。
2. 共有道路(私道)のトラブル
私道は一見普通の道路に見えますが、実は所有者が複数いることが多く、そのせいで思わぬ問題が起こることがあります。
2-1. 通行・掘削の承諾問題
- 新しく家を建てるために水道管を引く → 他の共有者が「掘らないで」と反対
- 通行はできても、法的に権利がはっきりしていない
解決のヒント
- 「通行承諾書」「掘削承諾書」を事前に取得しておく
- 書面は司法書士や弁護士に依頼すると安心
- 2023年4月の民法改正で、ライフライン確保の権利は保護されるようになりましたが、手続きは複雑なので専門家の力を借りましょう
2-2. 私道の見た目の悪さ
- アスファルトがボロボロ
- 雨の日に水たまりだらけ
こうなると、家は良くても道路の印象で買い手が引いてしまうことも。
解決のヒント
春日市では、私道補修に補助金が出る場合があります。
共有者同士で話し合って申請すれば、意外とスムーズに改善できます。
3. 契約や登記に関する注意点
- 契約書をコピーだけにして、後で原本がなく困る
- 登記簿面積と実測値が違い、損害賠償を求められる
解決のヒント
- 契約書は必ず原本を2部作成し、売主・買主がそれぞれ保管
- 測量や法令チェックは事前に行い、不確定要素をなくす
まとめ
トラブルの種類 | よくある状況 | 事前対策 |
---|---|---|
境界線問題 | 境界が曖昧、杭の移動 | 境界確定測量+境界確認書 |
私道トラブル | 通行・掘削の承諾が取れない | 承諾書の取得、専門家依頼 |
私道の荒れ | 見た目が悪く印象ダウン | 補助金を活用し修繕 |
契約・登記 | 原本紛失、面積ズレ | 原本作成・測量 |
春日市で不動産売買を考えている方は、ぜひこうしたポイントを押さえて準備してください。
「うちはどうすればいい?」と悩んだら、まずは弊社にご相談を!
いつでもお気軽にお問い合わせください。